Linuxへのお誘い

主にUbuntu系のLinuxの紹介と評価

2013年01月

Linuxでフリーで使えるドロー系の定番ソフトと言えば
もちろん「Inkscape」です。
非常に多機能ですので覚えるのが難しいのですが
管理人の独自な視点からの曖昧チュートリアルです。

デタラメ「Inkscape」 その②

Freeのドローソフトの定番といえばInkscape(インクスケープ)。
有料で高額なソフトIllustrator、CorelDrawと同種の機能を持つ、
W3C標準のSVGファイル形式を使用したオープンソース・ベクターグラフィックエディタです。
機能的にはほとんど見劣りしません。

さて今日は
「オブジェクトの色、ストローク幅、線種の編集」
と「レイヤー」について


まずは、下の画像を見て下さい。

inkscape01
ここからが一番肝心なところです。
フィルとストロークの説明です。フィルとストロークの関係は絶対必修です。
これさえ覚えればかなり使えます。
Illustratorでは、面と線という言い方をしますが、
Inkscapeでは面がフィル、線がストロークということになります。
基本的に文字はフィルで、文字を打つとフィルにカラー編集画面が現れます。
次は左のツールボックスから矩形ツールと円/弧ツールで
四角形と円を描きます。

inkscape02
上の画像の大きい四角形や円は、フィルは無しの設定でストロークのみ単一色を選択
色はK100%です。小さい四角形はフィルの単一色を選択して白を指定しています。
なお単一色の白は、全て0%です。

inkscape03
ストロークのスタイルではストロークの塗りが指定された時のみ生きます。
一番大きい円は、線種から破線を選んでいます。
次の四角形もパターンの違う破線です。
ストロークのスタイルでは、ぼかしと不透明度の指定もできます。
なお、四角形の角丸は描いた時に小さい丸が右上の角にできますので
その丸をドラックすることで自由に大きさを変えられます。
選択ツールで指定し直すと消えてしまいますが
線上をダブルクリックすると表示されます。
この角丸の作成と「ぼかし」の指定はIllustratorにはない機能です。
とても重宝します。
まだまだ書きたいことはあるんですが、キリがないのでひとまずはこの辺で。
このフィルとストロークの概念はとっても重要。絶対覚えてね。

inkscape04
次はレイヤーについて少し説明しておきます。
上の画像はレイヤー1の中に全て描いていますが、
「高品質」という文字のみを新しいレイヤー2に移したいと思います。
まずはレイヤーボックスの下にある「+」をクリックして
新しいレイヤーを作ります。レイヤー追加の窓ができますので
レイヤーの名前を自由につけます。今回はレイヤー2です。
レイヤー1の上にレイヤー2ができます。

inkscape05
レイヤー2に「高品質」という文字の横に何でもいいですから描きます。
今回は四角形を描きました。
四角形と「高品質」を指定します。
なお前回も描きましたが、複数の選択の仕方については、
選択したい全体を余白を取って大きく囲うか、シフトキーを押しながら
選択したいものをクリックしていくと指定できます。
オブジェクトからグループ化をクリックします。

inkscape06
各レイヤーの前にある目玉のアイコンは表示/非表示
鍵のアイコンはロックです。レイヤー1の目玉アイコンをクリックすると
ウインクアイコンに変わり非表示状態になります。
レイヤー1の画像が表示されなくなります。
これでレイヤー2に「高品質」の文字が移ったことが分かります。
後はグループを解除して不要な四角形を削除します。

レイヤーの概念は、透明なフィルムを重ねていくイメージと思って下さい。
一番上のレイヤーが最前面になります。レイヤーの移動は
ドラックしても出来ますし、↑と↓の矢印からも移動できます。

次回は、画像のインポートを中心に解説します。

Linuxでフリーで使えるドロー系の定番ソフトと言えば
もちろん「Inkscape」です。
非常に多機能ですので覚えるのが難しいのですが
管理人の独自な視点からの曖昧チュートリアルです。

デタラメ「Inkscape」 その①

Freeのドローソフトの定番といえばInkscape(インクスケープ)。
有料で高額なソフトIllustrator、CorelDrawと同種の機能を持つ、
W3C標準のSVGファイル形式を使用したオープンソース・ベクターグラフィックエディタです。
機能的にはほとんど見劣りしません。
基本図形の配置やマウス操作による自由な曲線の描画により、
パスを使ったベクトル形式の画像を作成できます。
本ソフトには、レイヤーによるオブジェクトの管理や、
マスクの作成などやオブジェクトの結合や整列なと、
ドロー系ツールとして有用な機能が多数盛り込まれています。
また、ビットマップ画像をベクトル画像に変換する強力なトレース機能も備えています。
作成したベクトル画像の標準の保存形式はSVG。
PostScript/EPS/PDF/TeXなどのベクトル形式での保存が可能です。
「ファイル」メニューから「ビットマップにエクスポート」を選ぶことで、
PNG形式の画像として出力することもできます。
画像の背景が透過されるので、
他のグラフィックソフトとの連携もスムーズに行うことが可能です。

d-inkscape01
●取り敢えずこれだけは覚えて!
左端にあるツール群の一番上が選択ツールで、必ず最初はここをクリックしておいて下さい。
何か作業をしたあとは必ずこの選択ツールを使います。
この作業の流れで一番基本になるツールですので、必ずここに戻ることを体で思えて下さい。
それともう一つは元に戻すためのやり方ですが、Ctrl+Zで前に一段戻ります。
設定で何回でも戻すことができます。これさえ覚えておけば、いつでも元に戻せます。
作業はあくまでも選択した範囲が作業の対象になります。
Inkscapeを起動した時は小さく表示されると思います。
全画面にしてもいいのですが、やはりページが小さいままです。
右端にあるボタンから「ページをウインドウに合わせるようにズーム」をクリックするか、
ショートカットキーで5をクリックします。
デフォルトではツールボックスは表示されていませんので、
最低限表示させておきたいツールボックスを表示させます。
まずは右下のツールバーからレイヤーボックス、フィル/ストロークボックス、
フォントボックス、整列と配置ボックスの4つは表示させておいて下さい。

d-inkscape03
●文字の配置と自由な操作
それではこの手のソフトの真骨頂である文字の自由な配置や操作です。
上の画像の一番上に文字を打ち込みました。文字をクリックすると文字が選択され、
四隅と4つの中央の合計8ヶ所に矢印が現れます。
例えば2番目は横の中央の矢印をドラックするとその方向に横のみ縮んでいき、
さらにドラックしていくと横反転状態になります。
3番目は縦の場合です。さらに引き伸ばしも自由自在に拡大できます。
なおカラーは、一番下にカラーチャートが表示されていますのでクリックで選択できます。
現在はデフォルトチャートですが、
チャートの右端にある矢印から色々なカラーチャートが利用できます。
もちろんフィル/ストロークボックスから数値を入れて変更もできます。
 
d-inkscape04
文字をもう一度クリックすると斜体操作ができます。
四隅と4つの中央の合計8ヶ所に斜体用の矢印が現れます。
四隅の矢印は二番目のように純粋の斜体。
横の中央矢印は3番目のように横だけに斜体がかかり、
縦中央の矢印は4番目のように縦だけに斜体がかかります。
なお選択の解除については、何もない白い部分をクリックすると解除されます。
なお複数の選択の仕方については、選択したい全体を余白を取って大きく囲うか、
シフトキーを押しながら選択したいものをクリックしていくと指定できます。
とこのような操作は基本操作ですので、
すぐに出きるように何度でも練習して体で覚えて下さい。
考えなくても出きるようになればベストですね。
蛇足ですが文字の打ち込みは左のツールの「A」ボタンから、
打ち込んだあとは先程も書きましたが、選択ツールにすると自動的に選択されます。
文字にマウスを乗せると矢印と手のマークが現れますので自由な位置に移動できます。

では、今回はこれまでとします。


Linuxのグラフィックツールと言えば「Gimp」
Photoshopと同等な高機能を持つソフト
数ある機能から「画像の一部切り出し」を詳細解説

その④「パスツール」で切り出し

今回は「パスツール」を使った切り出しです。
Photoshopで言う所のペンツールでしょうか。
ベジェ曲線を描くツールですが、
アンカーポイントを繋げて行って選択したい部分を囲っていきます。
始点に戻ってきたら、Ctrl を押しながらクリックで閉じます。
Enter を押すと点滅状態になり、選択→パスを選択範囲にか、
もしくはパスツールから離れると範囲指定します。
境界をぼかすをクリックします。
作業はなるべく大きく拡大して行なって下さい。
そのほうが断然綺麗に切り出せます。

gimp13
一般的には選択→選択範囲を反転→消去のようですが、
編集→コピー、クリップボードから生成→画像の方が
余計な部分を切り取ってくれます。
下の画像がパスツールで切り出した画像になります。
なお保存はpngで保存です。透明な背景を保持してくれます。
今回は4つの切り出しを試してみましたが、
それぞれ得手不得手があって、切り出したい画像の状態によって
使い分けするというのがもっといい方法だと思いました。

gimp14
また「色域を選択」ツールでの切り抜きは
完全に色が分かれている場合は有効です。しかも簡単ですから。
やはり一番使いやすいのはパスツールかもしれません。
自分的には「あいまい選択」で切り出しが出きる画像であればこれが一番簡単。
手早くしたい時は「電脳バサミ」でしょうか。
綺麗な仕上がりを望むのなら「パスツール」と言うところです。
ところで「GIMP」の最新バージョンは2.8ですが、
今回は2.6を使用しています。
切り出し画像については、 急ぎで作成したもので修正も加えていませんので、
あまり綺麗な出来ではありません。あしからず。 

Linuxのグラフィックツールと言えば「Gimp」
Photoshopと同等な高機能を持つソフト
数ある機能から「画像の一部切り出し」を詳細解説

その③「前景抽出選択」ツールを使う

今回は「前景抽出選択」ツールを使った切り出しです。
「前景抽出選択」を選択し画像の切り出したい部分をドラッグで囲みます。
大まかな範囲で構いません。
今回の切り出し画像はちょっとアダルトな画像で色っぽく切り出します。

gimp08
囲み終わりマウスを離すとこんな感じになると思います。
この時、青く塗りつぶされた範囲が不要な部分(=背景)、
塗りつぶされていない部分が切り出したい部分(=前景)になります。
次に前景部分をマークします。
黒塗りで大まかな範囲でいいですから大体の輪郭を指定します。

gimp09
マウスのドラッグを外すと即反映します。
この状態では前景部分が指定されていなかったり、大きくはみ出していたりします。
以降の作業では青く塗りつぶす部分を修正していきます。
修正はなるべく画像を拡大して行ったほうがいいと思います。

gimp10
ツールオプションで 「前景部分をマーク」にチェックが入っていれば
黒の塗りで前景を修正します。
「背景部分をマーク」 にチェックが入っていれば白塗りで背景を修正します。
これもマウスのドラッグを外すと即反映します。
あまり細かく修正しなくても最終の範囲指定ではかなり自動で修正されるようです。

gimp11
上の画像が修正を加えて範囲指定したものです。
なお修正が終わり確定するにはEnter キーをクリックすると範囲指定されます。
続けて編集→コピー、クリップボードから生成→画像で
透過された画像が別画面で表示されます。

gimp12
別画面で表示されたのが上の画像です。
「前景抽出選択」はなかなか面白い機能です。
Photoshopの抽出機能と比較的似てはいますが、
こちらのほうが面白い感じです。
境界線があまりはっきりしていない写真の切り出しにはいいかもしれません。

●管理人のホームページ 「SugarMoon PC サポート札幌」 

Linuxのグラフィックツールと言えば「Gimp」
Photoshopと同等な高機能を持つソフト
数ある機能から「画像の一部切り出し」を詳細解説

その②「電脳バサミ」ツールを使う

今回は「電脳バサミ」ツールを使って切り出します。
電脳はさみの一番の利点は、自動計算で選択範囲を指定してくれるところですが、
使ってみると面白く便利とは感じますが、どうにも使い勝手が微妙です。
というのも選択範囲の指定が甘いので
境界線が比較的はっきりしている画像にはいいようです。
電脳バサミで境界線沿いにアンカーポイントをクリックして行きます。

gimp05
ある程度の曲線は自動で認識してくれます。
始点に戻ってクリックすると確定します。
確定したあとは選択した範囲の中をクリックします。
これで範囲指定されます。

gimp06
選択から境界をぼかすをクリックして編集→コピー、
クリップボードから生成→画像で透過されたイラストが別画面で表示されます。
なお、
クリップボードから生成→レイヤーでもOKです。
その場合は透過切り抜きのレイヤーが別レイヤーとして生成されます。

gimp07


●管理人のホームページ 「SugarMoon PC サポート札幌」 

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