Linuxへのお誘い

主にUbuntu系のLinuxの紹介と評価

2013年01月

Linuxのグラフィックツールと言えば「Gimp」
Photoshopと同等な高機能を持つソフト
数ある機能から「画像の一部切り出し」を詳細解説

その①「あいまい選択」「色による領域選択」

 GIMPの編集機能は、フォトショップキラーとも呼ばれるほどです。
数万円もする有料ソフトには正直勝てないですが、
ほど近い編集機能は充分に満足できると思います。
有料ソフトに負けないぐらいの、GIMP機能を実感できるでしょう。
「GIMP」 の解説サイトはネット上に膨大にありますので、
色々なサイトの解説などを参考にしていただければと思います。
「GIMP」 はたしかに多機能なソフトでほぼ何でもできますが、
とはいえ基本的には画像編集が得意分野だと思います。
例えば、Adobeの「Illustrator」と「Photoshop」の関係は、
文字とレイアウトは「Illustrator」、
画像編集やロゴ作成は「Photoshop」というように
2つのソフトで連携しながら作業を進めていました。
同じように「Inkscape」と「GIMP」で
作業領域を分けて使用したほうがはるかに効率的です。
ということで今回は「GIMP」の得意分野として、
画像の切り出しを中心に説明したいと思います。

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ここで言う切り出しは
画像の一部分(人物や物)だけを切り抜くことを言います。
要するに切り出したい部分を選択できればいい訳ですので、
上の画像のツールボックスのうち
「あいまい選択」
「色による領域選択」
「電脳バサミ」
「前景抽出選択」
「パスツール」の5つのツールが使えます。
切り出す画像の状態によって使うツールを選択します。
背景が透過されていないjpegのイラストの場合
(多分背景が白だと思いますが)などは、
最も簡単で「色による領域選択」「あいまい選択」ツールで
白い部分をクリックすると選択できます。
今回は「あいまい選択」ツールを使いました。
囲まれた白い背景はシフトキーを押しながらクリックして行きます。
終わったら選択から選択範囲を反転します。
この時に出来れば選択から境界をぼかすをクリックして下さい。
切り取りの境界線がきれいに見えます。

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gimp04
続けて編集→コピー、クリップボードから生成→画像で
透過されたイラストが別画面で表示されます。
一般的には選択→選択範囲を反転→消去のようですが、
編集→コピー、クリップボードから生成→画像の方が
余計な部分を切り取ってくれます。
それを別名保存します。拡張子はPNGで保存して下さい。

次回その②は「電脳バサミ」による切り出し
その③は「前景抽出選択」による切り出し
最後の④は「パスツール」で切り出しです。

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Linux Mintを基本につくられた軽快なバージョン
クラウドアプリを基本にした軽量ディストリビューション
「Peppermint OS 3」はクラウドとローカルの両刀使い!

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Chrome OSが目指すクラウドOSを取り入れて、
ウェブアプリだけというのもどうも心もとない、または物足りない
という方のために、「Peppermint OS 3」は
ウェブアプリ使用を基本としながらもアプリのローカルインストールにも対応している
Linuxディストリビューションです。
Linux Mintをベースに作られているのですが、
高速起動とウェブアプリ稼働のChromeOSを見据えたデザインとなっています。
インターフェースはLXDEで、デフォルトブラウザはChromium。
DropboxなどやGoogle系のGmail、Google Reader、
Google Calenderなどにリンクされています。
オフィス系ではGoogle Web Office にリンクされています。
またグラフィックス系では、
PixlrやPixlr-o-maticなどの画像編集系のWebアプリにもリンクされています。
OSのインストール自体はUbuntuやLinux Mintと同じですが、
使い勝手は軽快です。まあ Linux Mintの軽量で軽快なバージョンってところでしょうか。
名前の「peppermint」がちょっと洒落ています。

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日本語化は独自にやろうと思い本家からダウンロードしてみたところ
問題なくインストールが完了です。
インストール時点で日本語を選択すると、ディスクトップ周りは日本語化されますが、
日本語入力はこのままではできません。
システムの中に「ソフトウェアの管理」と「Synapticパッケージマネージャー」
も入っていますので、ここから 「ibus-mozc」 をインストールすると
日本語入力ができるようになります。
後は日本語Fontを適便にインストールしてください。
上の画像はGWoffice (Google Web Office) を起動したところです。

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インストールはコーデックやアップデートも同時に行うにチェックを入れて
約40分弱程度でしょうか。
再起動するとアップデートマネージャーがアップデートを催促します。
こう見てみるとあえてクラウドコンピューティングにこだわった
ディストリビューションというわけでもないようです。
Ubuntu系で軽量、クラウドもできる的な感じに思えるのですが。
でもクラウドといえども機械なわけで、いつ壊れるともわからないし、
ファーストサーバー社的なこともあり得るので、
何かあった時に慌てふためくのは自分なわけですから
両刀遣いが便利なのかもしれないですね。
このスタイルも有りかもしれません。
上の画像は画像編集 Webアプリ 「Pixlr」 を起動したことろです。
ちなみに 「Pixlr-o-matic」 はレトロ調のエフェクトをかけるアプリですので
あまり用途はないかもしれません。

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先ほども書きましたが「ソフトウェアの管理」と
「Synapticパッケージマネージャー」も入っていますので、
ソフトは好みによってインストールしてください。
システム系はある程度完備されていますのでそう問題は有りません。
使ってみた印象ですが
どちらかというとクラウドOSをイメージしがちですが、
軽量化の手段としてウェブアプリ使用を導入したようにも思われます。
それはそれで良いのですが、インターフェイス的にもLXDEそのままで
特段変わったところも有りません。
まさにLinux Mintの軽量で軽快なバージョン。

「Peppermint OS 3」のダウンロード

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Ubuntuをベースとする「LinuxMint」は安定感抜群!
「LinuxMint」の最新版「LinuxMint 14 Nadia」をリリース
「Ubuntu 12.10」ベースの「Cinnamon」デスクトップ

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Linux MintはUbuntuをベースとするLinuxディストリビューションで、
GNOME2の派生版である「MATE」と、
GNOME3の派生版である「Cinnamon」という
2種類のデスクトップ環境を利用できます。
Linux Mint 14は「Ubuntu 12.10」(「Quantal Quetzal」)をベースとし、
5月にリリースされたバージョン13以来、 6ヵ月ぶりのリリースとなります。
管理人的には 「GNOME Shell」 のデスクトップ環境が
とても気に入ってるんですが、
今使っているLinux Mint12以降、
Linux Mintは「GNOME Shell」を採用していませんので、
「Cinnamon」デスクトップ環境のバージョン13は前回はパスしていましたが、
さすがにバージョンが古いとアップデートできないソフトなどもあり、
今回のバージョン14になったこともあり入れなおすことにしました。

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Cinnamonのバージョンは1.6となり、
ファイルマネージャとしてGNOME標準の「Nautilus」ではなく
派生版の「Nemo」を採用しています。
また、自分のワークスペースに名前を付けることができ、
ログアウトや再起動後も設定を保存できるようになっています。
ユーザーは「+」ボタンを押して新しいワークスペースを作成でき、
その内容はワークスペースを削除するまで保存されます。
また、ワークスペース名を利用して
ワークスペースを切り替えることもできます。
エディタ「Gedit」のバージョンも2.3から3にアップデートされており、
検索などの機能が強化されました。

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システム管理用パッケージであるMintSystemでは
「dns-fix」および「xchat-systray」の2つのコマンドが加わっています。
今回インストールしたのは、「ライブCDの部屋」さんから
「linuxmint-14.1-cinnamon-dvd-nocodecs-32bit-jp.iso」
を使わせていただきました。
912MBと一段と軽量化されていて安定感は抜群です。
さすがに動きもサクサクとしていて、
洗練されたデスクトップ環境であることが実感できます。
前々回の「GNOME Shell」は
MacとWindowsを合わせたようなデスクトップ周りですが、
「Cinnamon」デスクトップ環境はどちらかというと
Windowsっぽいデスクトップ周りです。
※「No codecs」エディションは、米国や日本などで配布が制限されている
マルチメディア関連コンポーネントを含まないものとのこと。

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「LinuxMint 14 Nadia」のダウンロード
「ライブCDの部屋」いつもお世話になっているサイト

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Ubuntu12.04ベースになった「WattOS R6」
軽快な動作の軽量・省エネディストリビューション
操作に慣れると実に軽快な動作。しかも安定感抜群!

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WattOSは古いPCにインストールして利用することを想定しているため、
デスクトップ環境にはLXDEを採用しています。
省電力を謳っているようですが、
本家Ubuntuより若干消費電力が低い程度とのこと。
軽さを追求してるので、必要最低限のアプリのみしか入ってません。
必要なアプリは逐次追加する必要があります。
操作に慣れると実に軽快で、 現在管理人は2台使用していますが、
非力なマシンにWattOSを使用しています。
多分ほとんどのパソコンでインストール可能だと思います。
Ubuntu 12.04 ベースのディストリビューションですので
インストールの方法も、Ubuntu系と同じです。
全体で約28分程度で完了しました。

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インストール後の動作や、インターネット環境などは
とても安定しています。メニューは、シンプルで
必要最小限のアプリケーションが用意されているのみです。
ブラウザはデフォルトはChromiumです。
Firefoxは後からインストールしました。
動きはとにかく軽やかです。この軽快さ気分は、
まさにEcolinux的な感じです。

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最後に、Ubuntu Tweakを導入しておくと後々とても便利に使えます。
これでアプリケーションの追加やキャシュなどをお掃除ができます。
Ubuntu Tweakの導入方法は、端末から
 >sudo add-apt-repository ppa:tualatrix/ppa
 >sudo apt-get update
 >sudo apt-get install ubuntu-tweak
でインストールされます。
画像ではGoogle Chromeがインストールされていますが、
導入方法はGoogleからChromeをダウンロードします。
ダウンロードした、google-chrome-stable_current_i386.deb を
システムツール→GDebiパッケージインストーラーで開きインストール。
また、Synapticパッケージマネージャからも
必要なアプリをインストールできます。

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「WattOS R6」のダウンロード
「ライブCDの部屋」いつもお世話になっているサイト

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フランス産のMac OSX風Linuxディストリビューション
最大の特徴は軽量化。UIは「GNOME Shell」を採用
「Pear Linux 6 LTS」は「Ubuntu 12.04 LTS」ベース

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 今回の「Pear Linux 6」の最大の特徴は、
822MBまで軽量化しているということにつきます。 
「Pear Linux 5」では1GBでしたし、 「Comice OS 4」では
1.1GBありました。
余計なソフトを大幅に省いていますので、 
その分動きも軽快になっています。
実は、管理人的には「GNOME Shell」が
とても気に入っているんですが、 
今使っているLinux Mint12 以降、
Linux Mintは「GNOME Shell」を採用していませんので、
「GNOME Shell」採用の最後の砦ということで
前から注目していたディストリビューションです。
今まではどうしても動作にもたつきが多く、
安定性に欠ける所が多かったので
採用には不安を感じていましたが、
さすがに軽量化された「Pear Linux 6」は
キビキビと動き、使い心地は抜群です。

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ディスクトップ画像は管理人がかなり変更しています。
デフォルトで、 下に位置するPearドックバーは、 
左から各種ホルダを開くためのFinder、 
アプリを一覧表示するLaunchpad、 Pear Appstore、 
ブラウザマネージャ (ブラウザの選択ツール)、 
firefoxのロゴ、 歯車のマーク (システム設定) が並びますが、
右下に3つだけにしています。
メインドックとして、 Cairo-Dockを導入。
飛躍的に使いやすくなります。
アプリストアから導入できます。

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デフォルトでは
グラフィックス、ゲーム、オフィスソフトは
含まれていないので、
ドックバーの 「Pearアプリストア」か
らインストールする必要があります。
前回のバージョンからの印象は、
やはり軽量化したせいで動作が安定しています。
それとブラウザの選択やアプリストアは
とても使いやすいので、
むしろこの方が使いたいソフトだけインストールすれば
良いのでとても親切だと感じました。
また、「Ubuntu Tweak」が「Pear Linux Tweak」
という形で、システム設定にすでに組み込まれています。
また、 メニューの中の「Social」からは、 
Facebook、 Twitterにリンクされていて
IDとパスワードを入れればすぐに使えるようになっている。
さらにもうひとつ特筆すべきことは、
文字のレンダリングがとても美しいということです。
もしかするとMintよりいいかもです。pear6-05

「Pear Linux 6 LTS」のダウンロード
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