Linuxへのお誘い

主にUbuntu系のLinuxの紹介と評価

2013年02月

debianベースとUbuntuベースで選択肢が豊富
可愛いインターフェイスのディストリビューション
「Snowlinux 3 White」はUbuntu 12.10ベース


snowlinux3-01
Snowlinuxには、Debianベースで開発されているものと、
Ubuntuベースで開発されているものがあり、それぞれに32/64ビット版用の各種バージョンがあります。
こんな感じの構成です。

「Debian-based」
 ●Snowlinux 4 "Glacier"
 ●Snowlinux 3.1 "Crystal"
 ●Snowlinux 2 "Ice"
 ●Snowlinux 1 "Cold"
「Ubuntu-based」
 ●Snowlinux 3 "White"
 ●Snowlinux 2 "Cream"
 ●Snowlinux 1 "Winter"
しかもデスクトップ環境が
Mate、Cinnamon、Gnome、Kde、Lxde、Xfce、Elightenmentを使ったプロダクトがあり、
選択範囲がかなり入り組んでいます。この辺はLinuxMintと同じような開発姿勢のようです。
今回ここで紹介するのは、UbuntuベースのデスクトップにCinnamon & Gnomeを採用した
64ビットバージョンの「Snowlinux 3 White」にしました。
理由はただ管理人の住む札幌っぽい名前だったことにつきます。
サイズは788MBで軽量です。 Libreofficeはフルバージョンで入っていますが、
それ以外はほとんど何もないというのが正直なところです。
ブラウザはFierfoxとUbuntuソフトウェアセンターは入っています。
ただしGDebiパッケージインストーラーやSynapticパッケージマネージャーなどは入っていませんので
Ubuntuソフトウェアセンターや端末からの導入になります。あしからず。



snowlinux3-02
インストールは、Ubuntu系ですので問題はありません。
ibus-mozcをインストールすれば日本語化は問題なく進みます。
とりあえずGDebiパッケージインストーラーやSynapticパッケージマネージャーなどは、
「Ubuntuソフトウェアセンター」から導入することができます。
「gdebi」や「synaptic」で検索してインストールすることができます。
今回使っているテーマは、新しく取得した 「eyecandy」というテーマですが、
下のパネルを右クリックして設定からテーマを選択するとテーマを変更できます。
追加のテーマは新しいテーマを取得からダウンロードできます。
ダウンロードしたzipファイルは、 解凍してできたファイルを
ファイルマネージャーの隠しファイルに、新しく「.themes」というファイルを作成して
ドラッグします。また、同じように「.fonts」フォルダを作って
使いたいフォントファイルをドラックすると認識します。


 snowlinux3-03
今回は、64bit版をインストールしてしまったので、
まだイマイチ環境が正常になっていません。 32ビット版にしたほうが良かったかなぁと
後悔しているところです。「Ubuntu 12.10」 ベースですので、
LinuxMintとそんなに遜色はありません。
ディスクトップ周りのデザインは、ほとんどLinuxMintと同じですが、
壁紙やアイコン関係はとても可愛い出来になっていますので個人的に気に入っています。
これといった特徴はありませんが、標準的なディストリビューションといったところです。
先程も書きましたが、使いたいソフトは的便「Ubuntuソフトウェアセンター」から
インストールしてください。動作はとても軽くてキビキビしています。

snowlinux3-04
導入後の不具合について若干書いておきます。
言語サポートでのアップデートでエラーがでます。
Firefox17.0の言語パッケージとThunderbird17.0の言語パッケージは、
何とか導入できそうです。まずFirefoxは、
☞こちらからアクセスして
「ja.xpi」をインストールすると、アドオンに言語パックが追加されます。
Firefoxのアドオン
「language-pack-install-helpe」をインストールしておくと、
現在のバージョンを見つけてくれます。次はThunderbird17.0の言語パッケージの導入です。
まずは、
 ☞こちらからアクセスして「ja.xpi」を右クリックから保存します。
 1.Thunderbirdを起動して、Tools→add-onから上部の検索窓の隣にある設定ボタンをクリック。
 2.「Install Add-on From File」をクリック。
 3.ダウンロードフォルダにある「ja.xpi」を指定してインストール。
これでThunderbirdのAdd-onsに言語パックが追加されますが。まだこれだけでは日本語化しません。
 1.ThunderbirdのEdit→Preferences→Advancedから一番下のConfig Editorボタンをクリック。
 2.I'll be careful, I promise!(最新の注意を払って使用する)ボタンをクリック。
 3.「general.useragent.locale」のValue(値)右クリックし、Modify(値を変更)。 "en_US"を"ja"に変更。
これでThunderbirdを再起動すると日本語化されます。
それともうひとつ、 Snowlinuxの 「Ubuntuソフトウェアセンター」 から
ibus-mozcを検索すると出て来ませんので、まずは synaptic で検索して
「Synapticパッケージマネージャー」をインストールしてください。
その上で「Synapticパッケージマネージャー」からibus-mozcをインストールします。
Google Chromeのインストールは、「Ubuntuソフトウェアセンター」 から
gdebiで検索して 「GDebiパッケージインストーラー 」をインストールします。
Googleから最新版の 「google-chrome-stable_current_i386 .deb」をダウンロードして
「GDebiパッケージインストーラー」で展開するとインストールできます。

Snowlinux 3 White」のダウンロード

●管理人のホームページ 「SugarMoon PC サポート札幌」

KDEとGNOMEを合体したような使い心地がいい!
Kubuntu12.10ベースのLinuxディストリビューション
「Netrunner12.12.1」は、LinuxMint KDEのライバル


netrunner08 
本日紹介するのはNetrunner。
デスクトップ用途で使いやすいようカスタマイズされた、
Kubuntu12.10ベースのLinuxディストリビューションです。
日本ではあまり知られてはいないようですが、
海外ではよくLinuxMint KDEのライバルとして取りあげられているようです。
Kubuntu から発展したOSですが、 もとのKubuntuはバグが多いため、
Ubuntuと比較して評判があまりよくありませんが、
このOSはちょうどUbnutuとLinuxMintのような関係で、
海外の評判もよいようです。

netrunner02
Netrunnerの最大の特徴は、
ベースライブラリであるQtにQt4を採用したKDE4を搭載ているため、
パフォーマンス、 ルックアンドフィールなど、
多様な面でモダンな視覚効果や操作感を得ることができるようになっています。
Ubuntuサイドでも、KubuntuというKDEベースのUbuntuが ありますが、
Netrunnerはそれに対して、あくまでもGNOMEに根付いた
Ubuntuをベースにして作られている点が異なっているようです。
つまり見た目こそKDEですが、
GNOMEデスクトップ環境のアプリケーションもはじめから動くように
チューンナップされているという感じでしょうか。
これによって、便利なGNOME系のアプリケーションを選んで
動かすこともできるし、モダンなQtを使って書かれたアプリケーションを
思うままに動かすこと もできるようになっています。
KDEとGNOMEを合体したような使い心地、というのが正直な感想です。
KDEの新しい指向性を示しているようでもあります。

 netrunner03
日本語など多言語への対応も
本家パッケージを流用することで十分対応していますので、
Ubuntuの使いやすさを残したまま、上手くまとまっているように感じます。
32bitタイプで、サイズは1.4GB程度で、ほぼ満足の行くソフトが梱包されています。
KDEの洗練された面白さとGnomeの使い心地が、
心をくすぐるディストリビューションになっています。
KDE系のウィンドウマネージャが好きな人は、
一度使ってみると良いのではないだろうか。

netrunner05
面白いところでは、メニューにWeb-Appsという
ソーシャルメディアへのリンクが用意されていたり、
Web Accountという (ソーシャルアカウントの統合)ボタンがあったりします。
また、Runners-IDでサインアップするとストレージサービスが受けられるようです。
詳し くはまだ確認していませんが。
VirtualboxやWineも梱包されています。 
導入後は、かなり安定した動作で今のところ不具合もありませんし、
思ったよりもサクサクと動いています。
インストールは言語設定で日本語を指定すると、
Ubuntu系ですので全く問題なくインストールできます。
ソフトウェアセンターや 「Synapticパッケージマネージャー」
なども入っていますので的便ibus-mozcやChromimeなどを
インストールしてください。
その他に はこれと言って入れなければならないソフトはありません。
充分間に合っているようです。

netrunner06
いずれにしても、「Netrunner」は
もっと日本でも普及していいディストリビューションではないでしょうか。
「openSUSE」などもKDE環境 で同じタイプのOSですが、
少なくとも日本語対応の面から言っても、断然「Netrunner」の方が優れています。
また、扱いやすさから言っても優れていると感じています。
ぜひ試してもらいたいディストリビューションの一つです。

●追伸 
インストール段階で日本語を指定すると大半は日本語化されますが、
日本語化に対応しているソフト、例えばGimp、 Inscape、gedit etc…などのソフト群が
日本語化されません。
UbuntuやLinuxMintなどでは言語サポートがついていて
アップデートしてくれますが、 Netrunnerにはついていませんので、
自力でインストールしてください。
メニュー→システム→Synaptic Package Managerを起動して、
「ja」で検索してください。「language-pack-gnome-ja」 にチェックを入れて
適用をクリックするとインストールしてくれます。
これで日本語化が適用されます。

「Netrunner12.12.1」のダウンロード

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Linuxでフリーで使えるドロー系の定番ソフトと言えば
もちろん「Inkscape」です。
非常に多機能ですので覚えるのが難しいのですが
管理人の独自な視点からの曖昧チュートリアルです。

デタラメ「Inkscape」 その④

Freeのドローソフトの定番といえばInkscape(インクスケープ)。
有料で高額なソフトIllustrator、CorelDrawと同種の機能を持つ、
W3C標準のSVGファイル形式を使用したオープンソース・ベクターグラフィックエディタです。
機能的にはほとんど見劣りしません。

さて今日は
「ビットマップトレース」について

今日はパスツールの中でも
特に素晴らしい機能を持ったビットマップトレースについて
見ていきたいと思います。
今回は見本としてお正月の門松イラストのJPEG画像で
試してみたいと思います。

pass01
上の画像の左の画像が門松イラストのJPEG画像です。
元があまり大きくないので、拡大するとボソボソになります。
上のパネルからパス→ビットマップにトレースを選択
下にある「ビットマップにトレース窓」が開きます。
大きく分けて「単一スキャン」と「多重スキャン」があり
パス化するための定義を選択します。
多重スキャンについてはスキャン回数を設定できます。
回数が多くなればなるほど精密なベクター画像になります。
ただし比例して画像は重くなります。

pass02
今回は多重スキャン→色で、スキャン回数は8回
平滑化のチェックを外します。背景を削除にチェック
OKをクリックします。
元画像の上にグループ化されたトレース画像が表示されます。
それを移動させたのが一番上の画像の右の画像です。
比べつ見れば分かる通り綺麗なベクター画像になります。
単純なイラスト系の画像の方が綺麗に出力できます。

pass03
色の多重スキャンというのは
スキャン回数分の単一色をそれぞれレイヤーに振り分け
重ね合わせて再現しています。
つまり8回のスキャン回数は8つのレイヤーが重なっています。
それぞれのレイヤー画像がパス化されたベクター画像です。
ベクター画像を指定して、オブジェクト→グループ解除
それぞれのレイヤーを見てみましょう。

 pass04
左のツールから「ノードツール」(ノードでパスを編集)をクリック
それぞれのレイヤーをクリックすると
パス化されているのが解ると思います。
パス化されているのですから、自由なさらに編集が可能です。
パス化とはつまりベクター画像化するという事です。
ベクター画像はいくら拡大しても鮮明です。
アウトラインという言い方もあります。


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Ubuntu12.04ベースのXfce4ディスクトップ環境
扱いやすくしかも軽くて動作も軽快。初心者向き
「Linux Lite 1.0.4 CFV(community feedback version)」

linuxlite01
昨年の10月にリリースされた、Linux Lite1.0が
11月には1.0.2、 今年の1月16日には、 Linux Lite1.0.4 CFVにバージョンアップ。
新しいディストリビューションという事もあり、
活動が活発ですのでここで紹介しておこうと思います。
基本的にはディスクトップ周りが分かりやすく、
初心者向けとしてもとてもいいXfce4のディスクトップ環境ですので、
BaseのUbuntu12.04とも相まっ て、とても軽快なディストリビューションです。
名前にLiteがついていて700MHz以上のクロック、
512MBのメモリでOKのようなことが書いてありますので、
インストールして日本語化してみることにしました。

linuxlite02
Ubuntu系なのでインストーラはおなじみのモノなのですが、
日本語を選んでHDDへインストールしても日本語化せず、
日本語フォントも入ってないので文字化けします。
とにかくインストールが完了すると再起動します。
Ubuntu系なので、 「Language Support」を起動して、 日本語を一番上に持ってきて
Japaneseをインストールすればいいと思ってたら、
インストールできなかった旨のメッセージが出ます。
この時点で設定で きてないのは、localeと日本語入力と日本語フォントなので
取りあえずは手動で設定してみます。

linuxlite03
設定マネージャーから「Install/Remove Software」でアップデートして、
「language-pack-ja」と依存パッケージをインストールした後にOS再起動。
「Language Support」にて追加のランゲージパックをインストールし
日本語を適応。この場合はファイルシステムに、「.fonts」という隠しフォルダを作成し て、
日本語フォントをコピーしておきます。
デスクトップの日本語フォントの設定も済ませて、OSを再起動します。
Xfce4環境なので、扱いやすく動作も軽くて軽快に動きます。
ソフトもほぼ揃っていて問題ありません。
日本語化については若干手こずりますが、これも ご愛嬌というところでしょうか。
動作も安定しているようです。今回もディスクトップ周りは若干いじっています。
ディスクトップにアイコンやファイルを表示しない設定にしたり、
パネル周りの色もいじっています。 ブラウザはデフォルトでFirefoxが入っています。
今回は、 Google Chrome と SuperBirdをインストールしています。

linuxlite04

「Linux Lite 1.0.4 CFV」のダウンロード

●管理人のホームページ 「SugarMoon PC サポート札幌」

Linuxでフリーで使えるドロー系の定番ソフトと言えば
もちろん「Inkscape」です。
非常に多機能ですので覚えるのが難しいのですが
管理人の独自な視点からの曖昧チュートリアルです。

デタラメ「Inkscape」 その③

Freeのドローソフトの定番といえばInkscape(インクスケープ)。
有料で高額なソフトIllustrator、CorelDrawと同種の機能を持つ、
W3C標準のSVGファイル形式を使用したオープンソース・ベクターグラフィックエディタです。
機能的にはほとんど見劣りしません。

さて今日は
「画像の取り込み」と「袋文字の作成」について

画像の取り込みは、 ファイルから「インポート」で取り込みます。
Illustratorでは出来なかった画像にドロップシャドーをかけることができます。
また、様々なエフェクタも掛けられます。
下の画像がドロップシャドーをかけた状態です。
非常に綺麗にかかります(管理人の時代はIllustrator10ですが)。

inkscape07
 また文字と図形を組み合わせる方法について説明します。
今回は円に文字をかけて、円内の文字を抜くという操作をしています。
円も文字も色は違っていてもいいですので配置したい位置に置きます。
使う機能はパスから「排他」です。
文字と円を両方共選択して「排他」をクリック。
下にある方の色で全体が組み合わさります。
もしも上にある色で組み合わせたい場合は、例えば下の円を選択してオブジェクトから
「最前面へ」をクリックすると下になった文字の色が組み合わせの色になります。

 inkscape06
その前に正規の袋文字の作成について説明しておきます。
まずは文字を打ち三重の袋文字にしてみます。
なるべく太い文字がいいかな。色は黄色でそれをコピーします。
次にフィルで赤の塗りにして、ストロークの塗りも同じ赤の色にします。
そしてストロークスタイルを12pxに指定し、
最後に編集から「同じ場所に貼り付け」をクリックします。
これで黄色の文字の外側に赤のくくりができます。
これが通常の袋文字で、これをオブジェクトから「グループ化」します。
さらにグループ化した袋文字をコピーします。
グループ化した袋文字のフィルの塗りを黒にして、 ストロークの塗りも同じ黒に、
ストロークのスタイルを30pxに指定します。
編集から「同じ場所に貼り付け」をクリックします。
これでさらに袋文字の外側にもう一つの袋文字ができます。
最後にできた袋文字をグループ化します。
画像の一番上が出来上がり見本で、二番目がそれを分解したもので、
要するに太らせるということで袋文字になります。
三つ目と四つ目はその袋文字にドロップシャドーをかけたものです。
ドロップシャドーはフィルタから「光と影」を選択して「影を落とす…」からかけられます。
四つ目はグループ化した状態でドロップシャドーをかけたもので、
三つ目は袋文字のグループ化を外した状態でドロップシャドーをかけたものです。
三つのそれぞれに個別にドロップシャドーがかかります。
ちょっとスポーツ新聞の見出しっぽくなるでしょ。
この袋文字の作成はかなり使用頻度が高く、
例えばエンボスっぽくしたりぼかしを掛けたりと用途は無限に有ります。
チラシやポスターなどのタイトルなどはほとんどと言ってもいいくらい
袋文字系の操作をしています。

inkscape08
 先程も描きましたが画像はインポートから取り込みます。
画像の拡大や縮小は選択ツールから四隅の矢印で自由に出来ます。
なお比率を保って 拡大や縮小をするには、Ctrlキーを押しながら
マウスでドラックします。円の場合も同じです。
上の画像はレイヤー2に文字を打ち込んでいます。
文字の色は白で、フィルタの「光と影」から「切り抜き」を使っています。多分。
一般的なドロップシャドウは「光と影」から「影を落とす…」です。
蛇足ですが、文字の変更は右のツールボックスの「T」をクリックすると
文字編集の窓が表示されますので、
書体を変更して適用をクリックすると変更されます。

inkscape09
上の画像の下にある文字は、もともとこの写真に組み込まれていた文字で、
上の文字が新たにレイヤー2に打ち込んだ文字です。
この文字の細工は、3つほどのフィルタを使っています。

なおInkscapeでは、日本語の縦打ちには対応していません。
文字編集ボックスには縦用のボタンがありますが、
基本的に縦組み用の文字を読み込む能力がありませんので
縦には打てますが、点や丸や小文字などは横組用の文字になってしまい
おかしな位置に打たさります。

という事で今日はこの辺で
次回は、パスとペンツール(ベジェ曲線)についてです。

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